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社会保険労務士をめざしてみる
わたしは、30台半ばを迎えたころから休に資格に目覚めました。理由はいたって簡単。昨今の景気の悪さに加え、日本の企業のスタンスが日本の労働者に優しくなくなってきたからです。それはつまり、多くの大企業の海外進出にあると考えます。多くの大企業は、戦後の高度成長期には、みんなががんばって、みんなで汗を流し、みんなで、儲けを分け合い、最初は給料が低くとも、年をとるとともに給料が上がり、また、新しい仲間も低い給料で入ってくる…その結果、やはり日本も先進国になってゆく過程で、インフレになり、物価が上がるということは、その分賃金も上がってくる。バランスが取れているあいだは、そのサイクルで問題なかったと思います。しかし、92年、バブルがはじけて、このバランスが崩れます。つまり、国民は不況になり、お金を使わなくなり、それによって業績が悪化した企業は少しでも利益を得るため、海外にて労働力を調達するようになり、それは日本の企業と、海外の労働者には一定の利益があったでしょう。しかし、日本の労働者だけが、置いてけぼりです。仕事を探しさまよい、着かれきってしまった方もいるようです。こんななか、わたしは思いました。企業に頼る時代は終わった。企業にいてください、と思ってもらえる人材、あるいは、仕事が理不尽で、大きなストレスに定年まで耐えられそうになければ、辞表をたたきつけてやる、位の人材になる、と。そのために、当時人事部にいた私が思いついた資格が社会保険労務士でした。この資格は、年金・保険(雇用、健康、失業など公の)などのプロフェッショナルで、また、就業規則なども作ったりできるノウハウを学びます。さらに他の士業とのダブルライセンスなどでも、メリットを最大限に発揮します。たとえば、行政書士。これは、会社の設立の代行業務ができる資格です。つまり、会社を成立させた後、定款や就業規則の作り方、をクライアントに提供できる点で、単なる行政書士とは、一線を画した資格者である、といえましょう。こうしてかいてみても、やはり憧れの資格ですが、その分試験は難しく、合格率は10%を軒並みきっています。それでも、会社員の合格者がかなりいるので、がんばれば自分でも…という風に考え、今、猛勉強中でございます。
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